金沢八景駅から「ラーメン 神豚 六浦関東学院前店」(過去の記事)を目指して下って行く途中、「ラーメン豚萬」という非常に縁起のいいラーメン店を発見した。「ラーメン 神豚」の記事では「我が国には八百万の神々がいる」などと書いたが、どうやら豚も八百万まで及ばないものの一万はいるということだ(ここを訪問したのが2015年12月だったが、どうやら今は閉店しているという情報もある)。
お店は空席が目立っているが、近くにある「ラーメン 神豚」は山の賑わいなので立地のせいには出来ないだろう。何はともあれ、ぶた2枚が入っている小ラーメン (740円)をニンニクヤサイアブラで注文したところ、お店の名に恥じぬ猛々しさメガマックスな一杯が着丼。この時点で戦意喪失してしまうが、「ラーメン 神豚」を意識した盛りゆえにこの挑戦は受けて立たねばといったところ。キャベツ比率が高いシャキシャキ度満点ヤサイを着実に減らしにかかる。
ヤサイに振りかけたスープはやや乳化しているものの、甘み控えめ豚骨醤油で二郎系の中でも打撃力控え目のライトなもの。豚はローリングな肉厚系が2枚とほぐし系がたっぷり。ぼそっとしているが、噛めば粉々に粉砕されるほど柔らかい。一般的なブタとはやや異なり、スモーキーな香りがするのは好みが分かれるところ。
麺は鋭くエッヂが立っており、ややうねりが入っているもののストレート系の中太麺。ガチと硬めに茹で上げられており、噛みしめるにつれて脳内満腹中枢が満たされていくのが分かる。オーションの持つグルーヴにより、あっという間に胃袋が膨満していく。二郎インスパイア系の中でもハイレベルな物量を誇っており、ヤサイマシにしなくても十分腹いっぱいになるボリュームだ。やるき萬々で挑戦したものの四苦八苦して萬腹、胃袋は大萬足かつ本人は萬悦至極、萬身で二郎系を萬喫した。
夜総合点★★★☆☆ 3.6
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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