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2014年10月6日月曜日

湯WIRE14 -秋-

新横浜で行われる国内最大級のテクノイベント「WIRE 」が今年は開催されず(代わりに「WIRED CLASH 」が開催)、このまま夏の終わりを締めくくらないまま秋になってしまうのか…としょぼくれていたところに朗報が舞い込んできた。なんと、新横浜と同じ港北区の綱島でWIREが行われるとのこと。週末10/4(土)の昼11:00から16:20まで開催されるとの情報を得て、WIREはオールナイトイベントのはずだが…と首をかしげながら綱島の会場まで行ってきた。


会場についたらそこは綱島温泉公式ホームページ には「6時間座れないイベントに疲れてきた、そんなあなたに湯WIRE。」と書かれている。そう、WIREではなく湯WIRE。つまり温泉の宴会場を借りきったDIY感覚あふれるイベントこそが湯WIREなのである。飲食物は持ち込み自由で、ふるまい酒やおつまみも供されるという心憎い配慮。電子音楽に身を委ねて踊るもよし(ただし激しいダンスは建物の構造的に厳禁)、座敷でくつろぎながら酒をちびちび飲むもよし、温泉にゆっくり浸かるもよし。真の解放感を得ることが出来るイベントだ。


13:00過ぎに宴会場に入るとshitarabaというDJがビートミュージックを鳴らしていた。ちなみに当日のタイムテーブルは以下の通り。

11:00~11:30:Xasso(前説&Live)
11:30~12:10:oli(DJ)
12:10~12:40:ACID ALLIANCE(numaitu&Yebisu303)(Live)
12:40~12:50:DESCO GRAPHICS(orgone&和田アキホ)(映像上映)
12:50~13:30:shitaraba(DJ)
13:30~14:00:gokki(プリキュア)
14:00~14:40:ういにゃん(DJ)
14:40~15:10:Fill(DJ)
15:10~15:50:うしわか(DJ)
15:50~16:20:Yasuo Sato(Live)


普段は温泉客の宴会場として使われるフロア。普段は舞台でカラオケ大会が繰り広げられるのだろうが、この日は大量のPA機材が持ち込まれている。


ステージ前でマグロの解体ショーらしきものをやっていて、よく見てみたら何と生ハムの原木をスライスし、お客さんに振舞っているではないか!この生ハムが本当に美味しくて、ちびちびと飲む酒に実に合う。


乱雑になっているフリードリンクバーには様々な日本酒や焼酎がたっぷりと用意されている。僕は吉兆宝山をロックでちびちび飲みながら、前述の生ハムやらチーカマやら柿の種をツマミにした。


shitaraba氏は何と若干17歳という新進気鋭の高校生アーティストだが、時折即興の歌やラップを差し挟むクレイジーパフォーマンスを披露。安達祐実の曲やノリP音頭をスピンする、熱い心意気を見せてくれた。


続くgokki氏は「Let's go!スマイルプリキュア!」や「友情リボン∞」といったプリキュアネタをフロアへ大量にドロップ。周りを見渡すと、クラバーというよりはガチでホモォな人たちが多いことに気づく。テクノイベントというよりは同人誌イベントのカラーが散りばめられた、ジャンルボーダーレスなイベントのようだ。もちろん少数だが女子もいる。


宴会場の後ろでまったり酒を飲みながら、フロアの盛り上がりをぼんやりと眺める。この頃ういにゃん氏がスピン(セットリストはこちら を御覧ください)。続くDJのFill氏、うしわか氏あたりではかなりディスコ寄りのトラックがスピンされていたが、ほろほろに酔いが回ってきたので記憶はまばら。ラ・ムーやDavid Bowieがかかっていたようだ(うしわか氏のセットリストはこちら )。お座敷にだらだら寝っ転がっている人も。パーティというよりは宴会か修学旅行のようだ。


オーディエンスの一人。WIREでアニソンでガチな風情がこのイベントを物語っている。


チルアウトルーム(単なる1Fロビー)に行くと、地元のお年寄りが和やかに談話中。クレイジーでカオティックな磁場が放出されている2階宴会場とは実に対照的だ。日常と非日常がせめぎ合ってるのを感じる。


赤ちゃん連れのお客さんもいた。全ての老若男女がターゲットとなっているイベントだ。


イベント終了後は温泉で疲れを癒やす。真っ黒なお湯に浸かりながら電気風呂にトライすると、身体中にビリビリと電気が流れ込み痛い思いをする。イベント自体は実にフリーダムでピースフルな雰囲気が漂い、お座敷ゆえに非常にだらしなくもなれる。でも観客マナーはとても良く、会場のお片づけもちゃんとする。全体的におっさんが多いのは、イベントが「6時間座れないイベントに疲れてきた、そんなあなたに湯WIRE。」を標榜しているからなんだろう。とにもかくにも稀有なイベントであることは間違いない。

2013年9月16日月曜日

WIRE13


今年もWIREに行ってきました。今回が15周年ということなので、もはやここまでくると地元のお祭に参加するようなもの。皆勤賞ではないんだけど、初回のWIRE99から参加している身としてはちょっぴり感慨深いものがあります。今回のメンツは例年にも増して豪華。野球で言えば緊張感のあるペナントレースというよりも、オールスターゲームのような祝祭感のあるイベントみたいなもんです。

【Agoria】






あまり早く入場したくなかったんだけど、フランスからAgoria登場ということもあって19:00に会場入り。当然ながらこの時間帯の客入りは今ひとつ。Agoriaのプレイも主体性に欠けるような、つまりあっちゃこっちゃにモードを変えてしまうようなプレイで今ひとつ。軽く身体を揺らせながら、来るべきラインナップに備えます。

【Ken Ishii】











Agoriaの後には久々にMijk Van Dijkが登場してライブを披露していたんだけど、2人の女性ボーカリストに加えて、自身もマイクを取って歌うというちょっとお寒い状況でした。そんなライヴをやり過ごして20:55から東洋のテクノゴッド Ken Ishii が登場。ブースに現れた途端、アリーナの雰囲気がヒートアップするのが分かるほどだったのは流石の存在感。期待を裏切らない闘魂溢れるハードエッジなテクノを激しくスピン。更には大名曲「Extra」までスピンすると会場のボルテージは最高潮に達した。徹頭徹尾テクノ爆弾をフロアにドロップし続ける姿に神々しささえ覚えました。

【Westbam】









22:00には久しぶりのWestbamが登場。ブリーピーなボディミュージックやエレクトロは健在で、陽気に会場を盛り上げる。スクリーンには今年のWIREガールが投影されてますが、彼女たちを見るのも一つの楽しみ。今年のWIREデザインをあしらったドレスを着ながら、ダンスに疲れた野郎どもを最高の笑顔で癒やすのは萩原みのりさん。16歳というから初回WIRE99の時は、まだよちよち歩きだったのね。

【Giorgio Moroder feat. Chris Cox】







今回の目玉の一つ。もはや偉人といっていいジョルジオ・モロダー大先生の登場です。今年になって来日公演を行い、ダフト・パンクともコラボレーションを行うなど、73歳とは思えない活動っぷり。この会場の中でも間違いなく最高齢アーティストです。アリーナ後方には踊り疲れた人達が休める席が設けられているんだけど、その中に明らかにおじいちゃんなお客さんがいたんだよね。ジョルジオ・モロダー目当てで来場していたんだろうか。確かに以下のセットリストを見れば、その年代がいるのも頷ける。

なにしろドナ・サマーの「I Feel Love」だよ!羽賀研二 リマールの「ネバーエンディングストーリー」だよ!「フラッシュダンス」だよ!ベルリンの「愛は吐息のように~トップガン・愛のテーマ~」だよ!最後はブロンディの「コール・ミー」だよ!僕を含めたベストヒットUSA世代は大歓喜し、失禁しながら踊り狂ったことだろう。更にイカすのがWIREガールがモロダー大先生仕様になっていること。ドナ・サマーの姿も映し出されて、ディスコティークな雰囲気が溢れでたフロアになっていました。

setlist :

From Here to Eternity : Giorgio Moroder
Utopia : Giorgio Moroder
Love to Love You Baby : Donna Summer
Neverending Story : Limahl
Hot Stuff : Donna Summer
E=MC² : Giorgio Moroder
Together in Electric Dreams : Giorgio Moroder and Philip Oakey
Flashdance : Irene Cara
Take My Breath Away : Berlin
I Feel Love : Donna Summer
Giorgio By Moroder : Daft Punk
Call Me : Blondie

【石野卓球】



オーガナイザーである石野卓球が登場したのが23:50。この頃、アリーナを埋める観客数はピークに達していたに違いない。相変わらずの安定感で、Westbamのプレイにも似ているファニーで陽気なテクノをスピンし続ける。僕が期待していたのはそこではなく、テレビブロス誌上の天久聖一vs石野卓球インタビューに載っていたあること。

卓球「そう、今年のWIREは万博スタイルでいこうと思ってる。会場にはさまざまなパビリオンが建てられ、その中央には巨大なシンボルがそびえ立つ」

天久「それは太陽の塔的な?」

卓球「いや、WIREのシンボルはふきの塔さ」

天久「ふきの塔?」

卓球「春になると地面を割って現れるふきのとう、その生命力にあやかって会場の中央には屋根を破った巨大なふきの塔が建てられる予定なんだ」


やはり石野卓球は裏切らない、夢は時間を裏切らない。ご覧のとおり、スクリーンには「ふきの塔」が映し出されている。去年と同様、ここに食いついた客は殆どいないと思われる。

【Hell】





ミュンヘンから登場する毎度の伊達男ヘル。この男にしか醸し出せないセクシーで耽美なテクノがWIRE女子の股間を直撃。いつのも地獄皇帝のようにニューウェーヴ的な香りはやや控えめになっており、暗黒感を漂わせたダークなテクノが中心にスピンされていた。

【Len Faki】





2:00からベルクハイン直系のLen Fakiが登場し、疲れきった観客の身体にムチを入れていく。これ以上ないほどのホラーで暗黒なアンダーグラウンドテクノで、真夜中の祝祭はピークを迎えようとしていた。

【Josh Wink】






3:00にはフィラデルフィアからのベテランJosh Winkが登場。この頃になると後方席には死体の山ができあがり、フロアには徐々に狂人が現れる。通路で踊りまくる奴、走りまくる奴、虚空を見つめ続ける奴…まさに会場はピークに達していた。

【田中フミヤ】



メインフロアのトリはSven Vathだったので、田中フミヤのプレイを聴くためにセカンドフロアへ移動。WIRE皆勤にも関わらず、ここ数年のプレイを聴くのはご無沙汰。オーガニックな曲を選びぬき、繋ぎ目が殆ど分からないほどシームレスにビルドアップ。相変わらず有機的な音をストイックに積み上げて、気がつけばオーディエンス皆がいつの間にか持っていかれるという始末。メインフロアでは確認できない、狭いセカンドフロアでしか確認できない田中の中の田中のストイシズム溢れるプレイ。一番最後に最高のプレイを堪能できて本当に良かった。

2013年7月14日日曜日

FREEDOMMUNE 0<ZERO> ONE THOUSAND 2013

昨年(過去の記事)に引き続き参加してきました、FREEDOMMUNE 0<ZERO> ONE THOUSAND 2013。東日本大震災被災地支援イベントとしての地位を確立した感がありますが、そもそもDOMMUNEとは何か?を敢えて触れておきますと……70年代ヒッピー文化におけるCOMMUNE(=共同体)という概念を土台とし、Cの次にDがくるように、新世代の共同体でありファイナルメディアこそがDOMMUNEなのです。肉体性と連動するSNS共時性による拡張現実こそがDOMMUNEであり、FREEDOMMUNEとはFreedomとDommuneを掛け合わせた造語。と書かれても何のことか分からなくなってくるから簡単に言うと、FREEDOMMUNEこそ復興支援のフリーイベントなのです。ただし最低でも1,000円の募金が必要、だからONE THOUSAND。取りあえずにせんねんもんだいは見ようと20:00入場を目指すが間に合わず(とほほ)。

【BOREDOMS presents 7x13 BOA DRUM】





BOREDOMSを更に拡張し、91ものドラムセットによるパフォーマンスを実現…なんですが、入場時には既に終わりかけていました。とは言え、これだけのドラムセットが並ぶさまは壮観。もはやアートインスタレーションの域へと達しています。

【Z-MACHINES】





隣の会場へ足を運ぶと、正体不明のロボットが超絶技巧スラッシュメタルを演奏していました。この謎のバンドこそソーシャル・パーティー・ロボットバンドZ-MACHINES。クラフトワークがロボットのふりしてテクノミュージックを演奏するのとは真逆に、本物のロボットが超高速の生演奏をするとは正に近未来!しかもかのSquarepusherが曲を提供しているそうで思わず納得。

【瀬戸内寂聴】



御年91歳になられる瀬戸内寂聴先生の説法で会場は超満員。中に入りきれないので説法いただくのは諦めましたが、女の性や業を語らせたら宇宙一の先生だけに、愛とエロスの香る面白い話が聞けたようです(友人談)。

【GOTH-TRAD】





瀬戸内寂聴先生の隣の会場ではGOTH-TRADがマッドな重低音を響かせており、このフェスの正体がいよいよ分からなくなってきた。ドープネスたっぷりなダブステップで、オーディエンスを阿鼻叫喚の境地へといざなっていました。

【大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンド】







宮藤官九郎脚本のNHK連続ドラマ小説「あまちゃん」。あまりの面白さにより中毒者多発の大ヒットドラマですが、その中で大きな役割を果たしているのが、大友良英率いるあまちゃんスペシャルビッグバンドの音楽。分かりやすくて聴いてて暖かくなるスコア連発ですが、元々はアヴァンギャルドなギタリストなので、随所に狂気じみたこだわりが感じられます。ドラマ視聴者であればどの曲も耳にしたことがあり、大友さんが各曲で軽妙で洒脱な解説をしてくれました。当然ながらオープニングでは大盛り上がり、終演後は誰もが笑顔になっていた素晴らしいライヴでした。

【DJ NOBU】



FUTURE TERROR主宰のDJ NOBU。ベルグハイン直系である一流のアンダーグラウンドテクノを鳴らします。気合と男気に溢れたスピンはもはやこの国トップレベルに達しています。深夜のオーディエンスは体に鞭を打ち、ストイックに踊り続けるしかありません。このプレイが終わった後、会場で落ち合った友人たちとダラダラと2~3時間ほど飲み続けます。振り返ってみれば、どうでもいいようなくだらない話しかしていなかった(笑)。

【冨田勲 featuring Steve Hillage】





日本の、いや世界のシンセサイザー音楽のレジェンドである冨田勲大先生。嵐で中止となった伝説の第1回に出演予定だったんですが、ようやくその雪辱を晴らしてもらう舞台が整いました。サポートするは、これまたレジェンドで説明不要のギタリストSteve Hillage。この時4:30過ぎとなっており、会場には夜明けの光が差し込みます。まさしくドーンコーラスが地球に降り注ぐ瞬間です。ドーンコーラスとは電磁波によって引き起こされる自然現象であり、冨田先生のサポートが長い棒のようなマイクを使って採取し、音源化~サンプリングして荘厳なシンセサイザーに被せます。バッハからスタートし、ホルスト「惑星」へと続く夜明けのイニシエーション。まさに宇川直宏さんが目指そうとしている、意識をネット、更には宇宙にまで拡張させる世界を具現化させた瞬間でした。

2013年3月24日日曜日

Star Fes. 2013


昨年に引き続き(過去の記事)、Star Fes.に行ってきました。前回はお台場での開催でしたが、今年は川崎市の東扇島東公園での開催。ここは海沿いの工業地帯ということもあり、夕方以降になるとかなり冷え込むので、それなりな防寒対策をして臨みました。「日本一早い夏フェス」なのに防寒って何なんだよ!とボヤきつつも、3,500円で豪華ラインナップのパフォーマンスを楽しめることもあるので文句も言えまい。川崎駅から無料シャトルバスが運行されているので、オーガナイズがしっかりされているなあという印象。

【スチャダラパー】

16:00前に会場入り。まずはスチャダラパーを楽しむことにします。僕がSDPを聴いていたのは20年ほど前で、WILD FANCY ALLIANCE以降はとんとご無沙汰。電気グルーヴと同世代かつ同時期デビュー、お互い共通項がある二大珍獣ということで興味を持ってはいたんですけどね。そんな彼らを目の当たりにするのは今回が初めて。


最近のCMにも採用されている「Get Up and Dance」で登場。「20年前から聴いていた人達は、それだけ歳を取っている。若い人も少なくて、前の方にいる人なんかややこしそう。ちゃんとやらないと「真面目にやれ!」と怒られそう」なんて軽妙なMCで会場を沸かすBOSEとANI。それにしてもBOSEって変わらないなー。



そんなスチャをダラダラ見てたら、僕の前を外人のおじさんが横切った。SDPの舞台に何の興味も無さそうで、ごく普通にのっそりと歩いているのは……The Orb の Alex Paterson だった!あまりの自然な佇まいに写真を撮ることさえ失念したが、周りの人は誰一人として気づいていなかった。


最後の曲はやはり「心のベストテン第一位」であるあの曲、そう「今夜はブギー・バック」だ。もちろんオザケンレスで、オザケンパートはアニが担当したが、微妙に味わい深い音痴加減だったのが笑えた。


今回はバンドスタイルということで、通常 MC*2にターンテーブル編成なところを、キーボード、ドラム/パーカッション、ギター、ベースという編成。名付けてスチャダラパーとスウィンギンシンコ&ザ・コストパフォーマンスというバンドだ。しかしながらギターは何と遅刻。終演間際に舞台に登場し、手を振って去るという神がかったパフォーマンスを披露していた(笑)。SDPの生パフォーマンスを初めて見たけど、めっさ格好良かった!

【Mark Farina】


電気グルーヴまで間があるので、Mark Farinaがスピンしているブースで友人らと合流。ファンキーハウスでアゲまくる。

【電気グルーヴ】


今回の主目的である電気グルーヴ。前回のStarFesから1年の間に3回彼らのライヴを見たことになる。それだけ活動を活発化させているんだからありがたいお話です。今回は全国ツアーと同じ演出、つまり腕に点滴ぶら下げおじさんで登場です。この衣装にちなんで、オープニングは「The Big Shirts」。


当然ながら新作「人間と動物」(過去レビュー)から「Missing Beatz」、「SHAME」、「SHAMEFUL」といった曲を連打連打。しかもこれまでツアーをこなしてきた甲斐があってか、攻撃性に満ち溢れた完成度高いアシッドチューンの嵐。しかしそれにしても寒い。前の日に痛飲したせいで、この日は二日酔いで体調がよろしくなかったのは痛恨の一撃。思考がなかなか定まらず、踊りたくてもフラフラしている始末でした。




終盤になるにつれ、往年の曲を最新モードにアップデートした演奏が増えてくる。「FLASHBACK DISCO」、「Shangri-La」、「少年ヤング」、「N.O.」、「あすなろサンシャイン」、「レアクティオーン」と感涙に咽ぶ暇もないほど上げてくれる。

【Theo Parrish】


電気グルーヴ終演後、The Orbが始まるまでTheo Parrishブースへ移動。そこに身を置くだけで全てが瞬時に漆黒のグルーヴに包まれる。

【The Orb】


先ほど会場をフラフラ歩いていた Dr.Alex Paterson に Thomas Fehlmann が加わり The Orb の登場。僕の友人も Mark Farina ブースの前で二人を見かけたそう。しかもナンパしていたので、それ系の外人と勘違いしたとか。そんなゆるいオッサン達もステージに上がれば空気を一変させる。日が落ち始め、さらに殺風景になっていく工場地帯、そこに吹き付ける冷たい海風と工場の煙突から揺らめく炎。そんな非現実的な環境に響き渡る、とてつもなく異次元でエレクリックダブな音。初期傾向が強く、素晴らしいライヴを披露してくれました。

それにしても寒いので!次回は4月とかにやって欲しいッス!