食券機で「らーめん(680円)」を購入。他にも「つけ麺」やら「まぜそば」やら「まるとく」(麺量が160gと控えめで味玉がついてくるので、小食派におすすめとのこと)やら「みそらーめん」やら色々あるが、まずは基本に忠実で。どうやら通常麺と太麺を選べるらしいので太麺で。すると無料トッピングを尋ねられた…。
…そう!ここは亀有界隈では有名な二郎インスパイア系のお店。二郎本店での修業経験者が経営するインスパイア系の名店「いごっそう」出身の店主だとか。なるほど大いなる流れの支流が亀有にも到達しているということだ。脊髄が反射して、すかさずヤサイニンニクアブラをお願いしたところ、武闘派な一杯が着丼。
まず最初に言っておきたいのがブタの仕上がり。肉厚に切られたロール豚1枚にはジューシーな旨味が染み渡っており、ふわとろで柔らかくて神域へと到達している。青砥の「アカリケン」(過去の記事)もそうだが、葛飾区のインスパイア系は実にレベルが高い。もやし中心のヤサイはシャキとした茹で加減で、スープをかけつつジャクジャクと食べ進む。やや乳化したスープは実に丁寧に作りこまれおり、豚骨の旨みが溶け込みきって、カエシの甘みが実に旨い。天地を返して登場した麺はオーションを使った極太系で、ポキ寸前のわしっとした食べ応え。スープとのバランスが絶妙で、ボリュームを感じさせずズバズバいける。二郎本流のデロ麺とは趣を異にするが、下手な本流をはるかに凌駕しており、インスパイア系の中では上位に達しているレベル。亀有まで足を運んでまでも、食べるに値する一杯を発見した。
夜総合点★★★☆☆ 3.8
昼総合点★★★☆☆ 3.8
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