2013年4月7日日曜日

本丸亭 横浜店


ラーメン プチ激戦区の様相を呈している横浜鶴屋町。「鶴一家」(過去の記事)やら「麺場 浜虎」(過去の記事)やら「町田商店 横浜店」(過去の記事)やらがひしめき合っていますが、この界隈に「浜の麺バカ」(過去の記事)という非常に美味しいラーメンを喰わせるお店がありました。残念ながら閉店となってしまったのですが、その跡地に出来たのが「本丸亭」です。厚木にある名店と知られていますが、横浜元町にもお店を構えており、このお店は3つ目の店舗となるようです。


どうやらここの売りは塩ら~麺とのこと。神奈川でも淡麗系なるものが浸透してきていますが、その一翼を担う味らしい。塩味はシンプルながら素材とだしが決め手となる、ごまかしの効かないフィールドだ。さて、どのような味を楽しませてくれるのか。


本丸塩ら~麺は800円也。やや高めの印象を受けるが、お腹が減っていたので大盛りを注文した。具として使われているのがロールされた大ぶりチャーシューが2枚。こいつはなかなかスモーキーで柔らかくて美味でした。そして一番の特徴となる春菊。スープにじっくり浸して食べれば、こいつの持つ苦味が中和されて美味しく頂ける。春菊が苦手な人も結構いるだろうが、このスープとの相性は極めてよい。

更にはワンタンが1個入っているが、こいつが実にプリッとしておりクオリティが高い。キモとなるスープは実に上品に仕込まれている。上質の塩を使っているのが一発で分かり、鶏がらを中心として魚介やたっぷりとした野菜を使っているであろう豊潤で奥深いダシが素晴らしい。麺は平打ちの縮れた多加水麺で、ツルリンとしながらもシコシコ食べ応えあり。スープとのバランスも絶妙だ。最後の一滴まで飲み干せる美味しいラーメンを久々に堪能できました。

住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町1-7-21
本丸亭 横浜店ラーメン / 横浜駅神奈川駅反町駅) 
夜総合点★★★☆☆ 3.5 
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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