2013年1月19日土曜日

かもめ食堂



かもめ食堂といっても、小林聡美が出演する映画「かもめ食堂 」ではない。ラー博にあるラーメン店だ。気仙沼には古くから愛されていたかもめ食堂があり、その中でもラーメンは人気メニューであったという。しかし閉店してほどなく、東日本大震災の津波により店舗が流されてしまったという。それを葛西の「ちばき屋」店主でもあり、日本ラーメン協会理事長であり、気仙沼出身でもある千葉憲二氏がラー博にて復活させることとなった。熱いじゃないか!



気仙沼ラーメン潮味(塩)を頼みます。実にオーソドックスなナルト、メンマ、チャーシュー、ネギ、海苔が載っているのを見るだけで何故か心がほっこりしてくる。味付け玉子は実に甘くて美味しい。スープには気仙沼特産の秋刀魚の香油、鶏がらや鯛干し、昆布などを使っていることからいわゆるWスープなんだけど、動物系の主張が弱くて、すごくさっぱりした塩スープになっていた。塩だれには丸2日感塩漬けした魚介類を使用しているということだが、全体的にまろみがあって奥深い味付け。麺は細め縮れ麺で、いわゆる昔ながらの麺なのも嬉しい。奇をてらうわけでもなく、王道で勝負する優しく淡麗な味。ここで成功して、将来的には気仙沼で人々の心を温めてほしい。

住所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21 新横浜ラーメン博物館 B1F
かもめ食堂ラーメン / 新横浜駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.5 
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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