2012年2月10日金曜日

Saeglopur : Sigur Ros

前の記事(過去の記事)で書いたSigur RosのライヴDVDで、彼らの映像作品を観たのは久しぶり。で、そういや彼らの小品ながら佳作の映像作品集があったな、と本作を見返したわけです。



Saeglopur : Sigur Ros

名作「Takk...」(過去レビュー)からのEPですが、タイトル曲以外は全てアルバム未収録曲。それ以上にこの作品の価値を高めているのが3つのPVを収めたDVD。この記事を書いていて驚いたんですが、前に安価で入手した本作がamazonで極めて高値で取引されていました。ただ残念ながら、輸入盤はリージョンコードが設定されているため、視聴するにはリージョンフリープレイヤーやPCが必要。YouTubeでも観れるし、タイトル曲以外の「Hoppipolla」と「Glosoli」の映像をCD-EXTRAとして収録した日本盤もリリースされているので、気になる人はこちらを入手する方がいいでしょう。内容としては観てもらうのが一番早いと思うんだけど、痩せぎすの少年が水中でもがき泳ぎ続ける映像や、子供のようにいたずらをしたり喧嘩をしたりする老人たち、荒野を彷徨する少年少女たち、といった想像力を喚起し続ける素晴らしい映像群。Sigur Rosが持つ、郷愁を誘うような、胸をやたらと刹那的に痛くさせるような世界観を補完して余りあるものとなっています。中でも注目して欲しいのが「Hoppipolla」の1:18あたりや1:28あたり。赤い服を着ている店員ってJonsiだよね?



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