2015年1月2日金曜日

ラーメン二郎 環七新代田店

明けマシておめでとうございます。

約9年前の2006年1月9日から始めた当ブログ、遂にbloggerへ引っ越しました。過去の記事をどうしたものかという悩みはありますが(人力で移行がんばります)、取り敢えずは新生Yokohama Beat Junkieをよろしくお願いいたします。おっと、タイトルにある「Supernova」は新生と新星を引っ掛けたものなので、時期が落ち着いたら外します(どうでもいいんだけどね)。さて、記念すべき1ページ目に持ってくるには如何なものか?的な記事から始めます。


かつて「残念二郎」としてその名を轟かせた環七新代田店。数多の直系店の中でも、人気最下位にランキングしていたのは二郎界で有名な話。そんな残念な味と共に、環七沿いで駅前なので簡単に行けるという気持ちからか、訪問をずっと先送りしておりました。ところが2014年5月に店主が交代し、新・新代田店として電撃的にリニューアルオープン。外観はそのままに、味が大幅に変わるというパラダイム転換を果たしてしまったのです。ネット情報からはかなりの混雑ぶりが伺えたのですが、客足が落ち着いた頃を見計らってふらりと訪問してきました。それにしても残念二郎だった頃に訪問しなかったことが悔やまれます。


昼の部が14:00頃に終了するので、13:30頃に到着したところあっさり入店。天気が小雨だったことも功を奏しました。やはり行列を避けるには、時間と天候のバランスを考慮したするのがいい。二郎を食することはただでさえ苦役なので、行列に並ぶという労力は極力排除すべき、というのが僕の持論。いや、行列に並ぶことから二郎を食する旅が始まる、という一家言を持つ方もいるかも知れないが。などと、ラーメン小の札をカウンターに置いてぼんやりしていたところ「ニンニク入れますか?」のコールが。ヤサイニンニクのレスポンスを返したところ、美しく盛られた一杯が着丼しました。キャベツ比率低めでクタ加減が絶妙なヤサイを減らし、旨味が充分に溶けこみ最高のバランスで乳化しているスープを味わい、肉の潜在力を最大限に引き出したブタ2塊を堪能します。


全体のかさが減ってきたところで天と地を逆転させるコペルニクス的転回を行えば、DNA二重らせんのような正弦波を持った極太平打ち麺が現れた。店内に備え付けられた製麺機で作られた、二郎本流の中でもトップクラスの太さを持つ、ラーメンという次元を超越した異次元的感覚の自家製麺だ。ぬるりとした表面、でろりとした上層部、もちりとした下層部という3階層モデルになっており食べ応えも素晴らしい。ボリュームも並大抵のものではなく、箸を休めている間に麺が極上スープを吸ってどんどん膨張していく。胃袋に収められた麺もどんどん膨張していくので、無限に膨張を続ける宇宙と同期しているのを感じる。どうにか麺を完食したところで、とろみのあるエフゼット味スープを目を閉じながら味わう。永遠に続くかのようなスターゲートの果てに辿り着き、解脱して地球を見下ろすスターチャイルドになった気分であった。

ラーメン二郎 環七新代田店ラーメン / 新代田駅世田谷代田駅東松原駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8
昼総合点★★★☆☆ 3.8

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