2014年7月25日金曜日

煮干しらーめん 玉五郎 東京新宿店


地下鉄副都心線の開通により、都内屈指のショッピングタウンへと深化した新宿三丁目。百貨店やブランド店が軒を連ね、外国人観光客も非常に多い。そんな街へ週末ショッピングに出かけ、腹が減ったので丸井の裏路地をうろうろしていると、ニボい香りが仄かに漂っていることに気付いた。「おや?これは大阪の天満に本店を構える煮干しらーめん 玉五郎ではないか?」…そう、関西方面でアグレッシヴに店舗展開していると耳にした玉五郎が東京に進出していたのだ。ここ最近めっきり煮干しづいている僕はダッシュで入店した。


特製煮干しらーめん(880円)を注文する。色鮮やかな味付け玉子の黄身はとろっとろで甘み抜群だ。大ぶりのチャーシューは3枚入っていた。程よい柔らかさに煮込まれている豚ロースの食感は申し分なく、かなり高い品質を誇っている。他の具材として使われている海苔、メンマ、なるとは平均的な味だ。スープに使われている煮干しはさほど濃厚ではなく、豚骨魚介のWスープといった塩梅で甘みすら感じさせる。ややとろみがかっており、まろやかで割とすっきりしておりコクもある。


小麦の甘みある中太縮れ麺はぷりぷりっとしており、コシの強い食感も申し分ない。上述したスープとの相性も絶妙で、喉越しのインパクトといいかなりの高得点を狙える出来具合だ。とにかくスープの雑味がなく、煮干し味で成立していながら魚介寄り動物系Wスープとして完成されているのが素晴らしい。麺とスープと具材の三位一体が楽しめるマイルドなハイクオリティ麺だ。想像していたニボニボ感満載の煮干しスープとは違っていたが、青葉(過去の記事 )寄りのスープはいい意味で期待を裏切ってくれた。

煮干しらーめん 玉五郎 東京新宿店ラーメン / 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8
昼総合点★★★☆☆ 3.8

0 件のコメント:

コメントを投稿