2012年7月16日月曜日

こもり 四谷店


ラーメン道は奥深い。人の数ほど、街の数ほど、県の数ほどレパートリーは無限に増殖していくのだ。この日は四ツ谷で仕事があり、この界隈での人気店を探し当ててから入店。このお店は旭川ラーメンを食わせてくれるそうだが、首都圏在住の身としては耳慣れないジャンル。そもそも味噌を売りにする札幌ラーメン、塩を売りにする函館ラーメンに加えて、醤油を売りにする旭川ラーメンと、北海道ラーメン3大ジャンルの一角を成すらしい。



で、券売機の前に立つと「どれがお店のお勧めなのだ?」と悩んでしまうほどメニューが豊富。正油、塩、味噌、味噌カレー、つけめんと多種多様なメニューがある。何がなんだか分からず、取りあえず旭川ラーメン王道の正油らあめんをオーダーする。



麺の太さを聞かれるので「細麺」を指定。濃厚な色のスープに縮れた低かんすい細麺が投入されて出てきた。個人的に縮れた低かんすい麺が好きなので、スープとの絡みを楽しんで味わうことができた。醤油スープは魚介系と動物系のだしが複雑に組み合わされた奥深い味わい。多めのラードがスープの熱さを封じ込め、コクがありながらもさっぱりとした独特の味わいを楽しむことが出来る。チャーシューはほろほろした柔らかいバラ肉がどどーんと4枚も投入されている。なるほどこれが旭川ラーメンか…どこかで食べたことのあるような懐かしい味わいながら、また食べたくなるような中毒性も併せ持っている。じ、実に、実にラーメン道は奥深い。

住所:東京都新宿区四谷1-20
こもり 四谷店ラーメン / 四ツ谷駅四谷三丁目駅曙橋駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.0 
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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