2015年12月24日木曜日

DENKI GROOVE THE MOVIE? - THE MUSIC SELECTION -



Fallin' Down」の付属DVDで唐突に発表されたトレーラーから10ヶ月、ようやく電気グルーヴのドキュメンタリー映画が公開されます。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(もう観たもんねー!)よりも待っていたのでマジ楽しみです。ご当地特典付き前売券もがっつりゲット。僕は住まいが神奈川なので「Dragon」のパッケージ。大好きなアルバムなので、これはかなり嬉しかった。観に行くのは「Cafe de 鬼」がオープンする新宿バルト9だけどね!

本ドキュメンタリーの監督はこれ以上ない人選であろう大根仁 氏。電気グルーヴ25年の映像記録をひたすら見続け、本作品を仕上げた大根監督の苦労は察するに余りある。おそらくこの世で一番、電気グルーヴ地獄を目撃した人に違いないだろう。で、本CDは映画に合わせてリリースされた、大根監督が選曲した音楽集。単なるベスト盤かと高を括ってましたが、これはもうオリジナルアルバムじゃないか!というぐらいに全面アップデートされています。

まずは、「25」に収録されていた「25 Raw Beats」は単なる予告編だったのか!という仕掛けに頭が下がる。更にはフジロック・ライヴ音源や野球ディスコ音源、アルバム未収録のバージョン違いがてんこ盛り。多数のリミックスバージョンが存在する「虹」においては(昔、レアものをチビチビ集めてた)初CD化となる「Live@Mayday Mix」が!「新幹線」はお初の Movie Edit が!「N.O.」は新録音源が!何よりも低音がマッシヴになって現在のモードに最適化され、初期の音源は全く古さを感じさせない出来に。作品全体がアシッドの香りに包まれており、音楽集じゃなくておっさん二人が全面関与した新作じゃん。軽く感動しました。

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