2015年12月15日火曜日

ラーメン二郎 赤羽店


初心者にはハードルが高い二郎だが、百戦錬磨のジロリアンでさえハードルの高さを感じてしまう店舗がある。ラーメン二郎 赤羽店だ。見ての通り、店舗前にはチェーンが張られ、地面には矢印が書かれている。整然と並べ、という意思表示であり、「店内撮影禁止」や「携帯電話の使用は極力ご遠慮願います」、「横入りはご遠慮願います」といった貼り紙が几帳面に、清潔な店内に掲載されている。この時点で軍隊の新兵教育を受けている気分になる。緊張感はレッドゾーンに達している。



厳かな雰囲気を醸し出すハートマン軍曹のような店主と、規律こそ全てと言わんばかりの参謀のような女性店員が、黙々とオペレーションを展開する。着席した瞬間に無料トッピングを聞かれるのでニンニクヤサイアブラ、麺の固さも指定できるので麺カタメをお願いした。その後は誰も一言も話さない。「話しかけられたとき以外は口を開くな。口で●●たれる前と後に“サー”と言え 分かったか、●●●ども!」と怒鳴られてしまうのがオチだからだ。やがて「まるでそびえ立つ●●だ!」と叫びたくなる一杯が着丼。大ぶり腕肉のブタは繊維に沿って切れるほどほろほろ柔らかく、神域に近づいているクオリティを誇示。ヤサイはキャベツ比率高めでクタ加減が絶妙、量もなかなか多いぞ。

※元ネタが下品なので一部伏せ字にしてあります。



麺はワシワシ感があってぐねぐねしており、麺量も相当多い。スープには脂が十分に溶け込んでおり乳化度合いもばっちり。エフゼットが立っており、甘さと塩分が絶妙なバランスを誇っている。とっても美味しいです、サーイエッサー!食べ終わったら口の中や周りがイガイガするほど化学調味料たっぷりで、おデブになった私は思わず微笑みをたたえてしまう。そう、微笑みデブとは私のことだ。

ラーメン二郎 赤羽店ラーメン / 赤羽駅赤羽岩淵駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8
昼総合点★★★☆☆ 3.8

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