2013年6月15日土曜日

Minimum Maximum : Kraftwerk

遅ればせながらご報告ですが、先月5/14に行われたクラフトワークのライブ@赤坂BLITZに行ってきました。NY、ロンドン、デュッセルドルフで行われたスペシャルライブ< Retrospective 1 2 3 4 5 6 7 8 >を日本で行ったもので、これを見逃したら死ぬまで見ることはないだろう、と思いつつ。アルバム8枚を日替わりで、なおかつこれまでの代表曲も演奏。更に、観客には3Dメガネが配布され、映像を立体で楽しめるというのが大きな目玉。僕が行ったのは「Techno Pop」(過去レビュー )を演奏する日。テクノオリジネーターをホールならではの音圧と、度肝を抜く立体映像で楽むことができた非日常体験でした。


Minimum Maximum : Kraftwerk

とは言っても、現地に行けなかった人はこのライヴDVDを観れば、多少のことを察することは出来るはず。こちらは2005年にリリースされたライヴ・ベスト盤「Minimum Maximum」(過去レビュー )の映像版。もちろん立体画像ではないし、ホームシアターで再生しても音圧はホールと比べるべくもない。ただし、このDVDで流れる映像や動きが少ない彼らのライヴアクションを確認することぐらいは出来るのだ。このDVDで使われている映像は、当日のライヴで流された映像と大きく変わっているわけじゃなく、CGにアップデートされていたのは「アウトバーン」や「ヨーロッパ特急」ぐらいなものか。5.1ch DTSなので、ホームシアター環境であればそれなりの臨場感も楽しむことが出来る。幸運にも現地のライヴを楽しむことができた人は、このDVDを観れば追体験することができる。このDVDを観て再確認したこと、それはやはり当日のライヴがとてつもなく素晴らしく、テクノであろうとも生で聴くのが一番ということだ。

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