2013年5月19日日曜日

Dirty Epic/Cowgirl : Underworld

「Dirty Epic」も複数バージョンでリリースされてますが、僕が持っているのはTVTからリリースされたこのCD。「Dirty Epic」と「Cowgirl」のカップリングに加えて、「Cowgirl」の原型となっている問答無用の「Rez」、アルバム収録曲の「River of Bass」という大容量。収録時間はこれまた74分にも及び、ここでも「アルバムかよ!」と突っ込みたくなる。


Dirty Epic/Cowgirl : Underworld

アンダーワールドに於けるカール・ハイドのボーカルは記号性に満ちているんだけど、稀に「Dirty Epic」のような曲も存在する。つまりここでのボーカルは加工されておらず、しかも歌心が溢れまくっておりテクノとは言い難い。当たり前なんだけど、先日のソロアルバム(過去レビュー)と同じ根っこだなぁとつくづく感じます。甘ったる過ぎるほどのメロディと起伏のある曲の流れは、まさしくニューウェーヴ出身ミュージシャンが持っている共通項。特に「Dirty Guitar Mix」におけるギターのカッティングなんてロックが持っているグルーヴそのもの。オリジナルよりもこのミックスの方がダイナミズム溢れる良作とさえ思えます。ちなみに同時収録されている「Cowgirl」別バージョンは、原曲が持っているトランス感が損なわれているのでチト残念。

Tracklist

01. Dirty Epic (Dirty Guitar Mix) - 10:00
02. Dirty Epic (Dirty Mix) - 11:14
03. Dirty Epic (Album Version) - 9:56
04. Cowgirl (Irish Pub In Kyoto Mix) - 11:45
05. Cowgirl (Winjer Mix) - 6:25
06. Cowgirl (Album Version) - 8:29
07. Rez - 9:55
08. River of Bass - 6:26

0 件のコメント:

コメントを投稿