2015年7月6日月曜日

とらきち家


いつの時代でも六角橋界隈のラーメン激戦区っぷりは変わらず、名門「六角家」(20年前に行ったことあるが、それっきり)の隣というチャレンジャブルな場所にも家系ラーメン店は存在する。しかもこのお店、柏にある「王道家」で修行を積んだ方が店主で、この界隈では食べログランキング上位に食い込む常連。入店したところ、恰幅と愛想のいい店主が手際よく切り盛りしていました。


中盛(740円)を麺固めで注文します。この店がユニークなのはサービストッピングが安価で提供されていること。ほうれん草増し50円、巻豚バラ30円を注文しましたが、この他にはネギもやし10円、野菜30円やら賄いメシまであった。しばし待てば、「吉村家」総本山系のような色合いの濃いやつが着丼した。


スープを啜ればまさしく総本山直系のような、濃厚で醤油が立った豚骨醤油スープがお口の中に広がる。中太麺は基本に忠実で、短めで食べやすい。ごわっとした食感がありながら、噛みしめるにつれモッチリした感覚も楽しめて、スープとの相性もなかなか良い。ほうれん草増しにしたおかげで、家系ではかつてない分量のほうれん草が盛られており、スープにひたひたして味のハーモニーを楽しむ。スモーキーな豚ロースと、とろり柔らかい豚バラをこれだけの安値で食べられるもの有難い。僕にしてみれば塩分濃度高めだったが、コストパフォーマンスやお店のオペレーションは素晴らしい。世代交代を痛感した瞬間だった。

住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-1-1

とらきち家ラーメン / 東白楽駅白楽駅東神奈川駅
夜総合点★★★☆☆ 3.8
昼総合点★★★☆☆ 3.8

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