2015年3月23日月曜日

Berlin (Day 1-2)

出張でベルリンに行ってきました(大した仕事してないんだが)。ベルリンを訪問するのは1992年以来、実に23年ぶり。当時はベルリンの壁が崩壊した直後だったんですが、あれから四半世紀を経たベルリンは果たしてどうなっているのか?(というか、ベルリン出張が決まってから、頭の中にはアレしかない)。フィンランド航空に乗って、ヘルシンキ経由でえっちらほっちら行ってきました。


 


初日は「Hotel NH Berlin Mitte」に滞在。かつての東ベルリン側に位置するんですが、そもそも東側ってこんなに栄えていたか?いやいや、あれから四半世紀も経ったからこそ大規模な再開発が行われ、やたらと整備されて小綺麗な街並みになっているのです。チェックインしたのが夜7時だったこともあり、その日はへとへとになってご就寝。上のパノラマ図はホテルの部屋から朝の通りを眺める、の図です。無味乾燥な都会の風景だけど、建物の高さはほぼ均一に整えられているのが興味深い。




ホテルの入り口には何故か熊の彫刻が2対。ここだけでなく、市内の至る所で両手を上げた熊がいたんだが、こいつらはユナイテッドバディーベアというそうです。ベルリン市内で開催されたアートプロジェクトで、市内に300体もの熊が設置されたんだとか。ちなみにホテルの入り口にいた奴らは両手を上げていないので、なんちゃってユナイテッドバディーベアだと思われる。


 


初めの宿を出てから、二日目のホテルへ向かう。期間中、ずっと同じホテルじゃないので慌ただしいの何の。途中にあるパン屋が賑わっていたので、4.9ユーロの朝食セットを食す。欧州全体が物価高かつ円安という状況の中、この朝食セットは比較的リーズナブルな方。やはり欧州はパンが美味しいね。ちなみに前夜は本場ソーセージとビールを喰らったんだけど、日本のオクトーバーフェストに行けば同等のものは食えるし、しかも現地より安いんだよね。


 


二日目以降から2泊する Hilton Berlin に到着。ベルリンで一番美しい広場と言われるジャンダルメンマルクト広場の隣にあります。さすが五つ星ホテルだけあって、全てにおいてクオリティが高い。部屋の内装はドイツ的機能美を感じさせるミニマルな調度でした。んまあ、出張だからこそ泊まれるわけで、プライベート旅行だったらこんな一流ホテルには泊まれないよ。




で、こいつがジャンダルメンマルクト広場。向かって左側(写真の手前側)がドイツドーム。真ん中にあるコンツェルトハウス(劇場)を挟んでフランスドームがシンメトリーに建っている。18世紀に建てられた由緒正しき建造物なんですが、第二次大戦で壊滅的損傷を受けたそうです。




で、こいつが真ん中に聳え立つコンツェルトハウス。「ドイツです」と言わんばかりの荘厳な造り。




写真右手に見えるのがフランスドーム。そんじょそこらにこういった歴史的建造物があるわけではなく、市内にぽつぽつと散見される程度。それでも最近の建物も同じような建築美を持っているので、全体的に統一感があるのはさすがドイツ。青空と陽光に恵まれて、ひなたぼっこする人も多い。来る前は「凍死するほど寒い」と脅かされたんだけど、幸いにも日本と変わらないほど暖かかった。




昼間の仕事を終えてから、ホテルのバーでMaisel's Weisse(マイセルズ ヴァイス)を嗜む。いわゆるヴァイツェン(白ビール)で、口に含んだ瞬間にフルーティな香りが広がり、後からほんのりホップの苦みが追いかけてくるお味でした。

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