2013年11月3日日曜日

ハングリーピッグ



横浜の関内~伊勢佐木町といえば、ハマのジロリアン達が色めき立つ「ラーメン二郎 横浜関内店 」があるところ。伊勢佐木長者町の駅から関内二郎の行列を横目で見つつ、歩いて5分ほど行ったところに二郎インスパイア系である「ハングリーピッグ」がある。しかもサブタイトルよろしく「~ニンニク入れましょう!~」と看板に書いてあるのが挑戦的、いや本家へのリスペクト精神が溢れているのが分かる。1年ほど前にオープンしたニューカマーとのことだが、何はともあれ試さずにはいられないじゃないか。



ラーメン並(200g)にトッピングでヤサイアブラマシ、ニンニク少な目でお願いした。ニンニクはデフォルトで入っているとのこと。この他にラーメン中(300g)が同額の650円でも提供されていたらしいんだが、気付いたときは後の祭り。ちなみにカラメのトッピングはないようで、食卓にあるスープたれで味を調節するシステムになっている。程良い按配に乳化したスープを啜ってみると、カネシ醤油系の破壊力が極めて希薄な、背脂の甘味がするライトな味がした。豚骨醤油寄りのインスパイア系と言ったところだろう。



天地返しを行う。現れたのは通常の二郎系よりも細めの平打ち麺。適度な硬さに茹でられており、ゴワゴワな食感で中々食べ応えがあるではないか。ヤサイはモヤシ中心だが、新鮮さを感じさせるしゃっきり茹で加減がいい感じ。麺と野菜を一緒くたにして喰らい続けるが、スープがライトボディな故に卓上スープだれをふりかけた。ブタはロールされたヤワヤワホロホロなのが一塊。汁が十分に沁み渡っており旨いんだが、一塊ではさすがに物足りなさを感じた。麺もさすがに200gではやや少なかったようで、食べ終わってからも胃袋が破けそうな充足感が得られなかった。自己破壊衝動のある真性ジロリアンにとっては物足りなく感じられるだろう。ただし全体的にいってコンパクトにまとめられており、しかもライト感覚で味わえる点では二郎初心者向けの存在といえる。

住所:神奈川県横浜市中区若葉町2-15
ハングリーピッグラーメン / 日ノ出町駅伊勢佐木長者町駅黄金町駅 ) 
夜総合点★★★☆☆ 3.0 
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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