2016年1月16日土曜日

泪橋



丹下拳闘クラブがあった山谷 泪橋。実は川崎市 溝の口にも泪橋が存在する。山谷の泪橋ではマンモス西が闊歩していたが、こちらの泪橋ではマンモスラーメンという二郎系な一杯を食わせてくれるのだ。元々は新橋に店を構えていたが、今では平塚とこの溝の口で移転営業している。溝の口駅から徒歩10分弱、住宅地にひっそりと佇んだ店だが行列は絶えない。




辛マンモスラーメン(850円)の食券を買ったところ「ニンニク入れますか?」といきなり聞かれたので、狼狽しながら「え、あ、はい」と答えた。普段ならニンニクヤサイアブラと即答するところだが、マナーが分からなかったので取りあえずニンニクのみ。おっちゃんよ…ヤサイマシには対応しているのかい?しばし待つと背脂と唐辛子が大量投入されたスープが湛えられ、でろんとした大ぶり豚バラ肉が2枚が搭載され、モヤシ中心の野菜の上に唐辛子が散りばめられ、刻みニンニクがガツと投下された一杯が着丼。見ただけで汗が噴出したが、あしたのために喰うべし!喰うべし!喰うべし!



デロとしたブタは非常に柔らかく、シャキとしたモヤシは歯応え十分。ご覧の通り、麺にはばっちりと唐辛子が絡みついているが、それほどの辛党でもない僕でもおいしく食べられる辛さ。背脂スープはそれほどの動物性を感じさせず、魚介の香りが仄かに漂う。太麺の硬さはガッチリしており、ポキ感さえ残っている噛み応えを楽しむことができる。そんなに辛くはないとは言っても、やはり顔全体からドバドバと汗が大量噴出してくる。ちなみにこの記事を書きながら、その時の感覚を思い出して、顔から汗をぼたぼた垂らしている自分に驚いた。マンモスラーメンと言いながらボリューム的にはそれほどではないものの、コク旨辛な味わいは食う者をノックアウトするに違いない。燃えたよ…まっ白に…燃えつきた…まっ白な灰に…


住所:神奈川県川崎市高津区溝口1-17-20

泪橋ラーメン / 溝の口駅武蔵溝ノ口駅高津駅
夜総合点★★★☆☆ 3.7
昼総合点★★★☆☆ 3.7

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