2016年1月24日日曜日

ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店


各地の二郎詣でをすることにより、未踏の地を訪れることがしばしばあります。中でも西武池袋線はよほどの機会がないと乗ることはなく、その中でも「ひばりが丘」駅は下車したこともない。とは言え、二郎本流の中でも最高峰と言われ、本家を凌駕する味でも知られるヒバジ。ここを訪問しなければ全店制覇への道も開かれないというものです。13:00過ぎに到着したところ、老若男女問わず10人待ちの列が。




ラーメン(700円)の食券をカウンター提示し、しばし待つこと「ニンニク入れますか?」のコールに対して「ニンニク ヤサイ少なめ」とレスポンス。最高峰の味を堪能するために、敢えて野菜を少なくしたのだ。すると、上層部がとろみがかった油膜で覆われた乳化スープ、高評価なブタを覆い隠したクタ加減が絶妙なヤサイ(しかもキャベツ比率高め)、ちょこんと鎮座しているニンニクが添えられた一杯が着丼。謙虚な姿勢が感じられるが、これから始まる至福のひと時への期待を煽るエクステリアを誇っている。




まずは、ポタージュかと錯覚するほどのスープが素晴らしい。脂分と野菜のミネラルが溶け込み、FZの味も押しつけがましくなく、比類なき乳化スープになっている。このスープにニンニクとヤサイを混ぜ合わせて喰えば、今にも昇天してしまいそうなトリップ感覚に襲われる。天地返しをすると崩壊寸前のヤワデロ豚、表面スルヌメ食感ヤワモチデロな平打ち麺が顔を出す。ごくごく飲んでしまいそうなスープとの幸福なマリアージュを楽しみ、最高峰の評判も頷ける味を堪能。二郎における全ての要素が高次元で拮抗しており、心ゆくまで至高の一杯を楽しんだ。とにかく素晴らしい。


住所:東京都西東京市谷戸町3-27-24

ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店ラーメン / ひばりケ丘駅
夜総合点★★★☆☆ 3.9
昼総合点★★★☆☆ 3.9

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