2016年4月17日日曜日

めん処 樹


二俣川で免許更新した帰り(地元警察署で更新しなかったのかよ?という野暮な質問はしないで欲しい。ゴールド免許をゲットしたことは一度もないのだよ…)、電車が特急通過待ちで星川駅に停車。ラーメンを食べる気はさらさら無かったのだが、脊髄反射的に電車を飛び降りた。身体が呼び寄せられたと言ってもいいぐらい唐突に。そう、前々から行ってみたかった行列ができる名店「めん処 樹」だ。駅から徒歩10分ほど、店の前には誰もいない…が!隣の駐車場内にはばっちり行列ができていた。待っていると注文を聞かれたので「醤油らあ麺」(700円)で。大盛無料ということなので、喜んでお願いした。店内で改めて食券を買う必要があるので、味付け玉子(100円)も追加で。




ご夫婦であろうお二人が手際よく切り盛りしてします。そんな姿を漫然と眺めていたところへ実に美味しそうな一杯が着丼。煮干し、鰹、鯖の三位一体スープということです。この他に一番人気というつけ麺や、塩つけすっぱ麺、味噌つけ麺、塩らあ麺といったメニューも。さて具材を解説すると、香ばしさがアクセントとなる焦がしネギ。細めのメンマはコリとして上品な味わい。黄身がとろりと甘い味付玉子は味が染みて実に美味い。チャーシューは小ぶりながらも、しっとりした旨味が感じられる柔らか豚ロース。他には海苔、水菜に刻みネギなど。この時点で作り手の丁寧さが感じられた。




スープは魚介系メインながらも鶏がらだしが屋台骨を支え、繊細なだけじゃなくしっかりとした旨味が感じられる醤油味。清涼感があるのに奥深いコクもあり、完成度が極めて高くて、店の実力と人気を思い知る。自家製麺は中細でやや縮れており、多加水ゆえにぷりっぽんとした素晴らしい歯応え。オーソドックスな醤油ラーメンなのに、随所に丁寧な仕事ぶりが感じられる。スープと麺が高次元でオーケストレーションしており、お店が掲げている「一麺入魂」も伊達じゃない。絶品という単語はこの店のためにあるんじゃないか?汁完した瞬間に、もう一杯食べたくなってしまう気分を久々に味わった。他のメニューも実に気になるところだ。


めん処 樹ラーメン / 天王町駅星川駅西横浜駅
夜総合点★★★★ 4.0
昼総合点★★★★ 4.0

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